海外旅行保険が自動付帯するJCB EITの審査とメリット・デメリット

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JCB EITは、年会費が無料なのに充実した旅行保険が付帯したクレジットカード。カードを持つだけで最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付く(自動付帯)ので、サブカードとしても持つ価値がある。ポイント還元も1.0%の高還元を実現。

JCB EIT
JCB EIT
年会費: 無料
ポイント還元率:1%
JCB
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もくじ

JCB EITのメリット

最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯

JCB EITの最大の特長が年会費無料で、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯すること。通常、年会費無料のクレジットカードの旅行保険は、利用付帯が多い。利用付帯の場合は旅行代金をクレジットカードで支払うことで保険が適用されるが、自動付帯の場合はカードを持っているだけで自動的に保険が適用されるので旅行代金をクレジットカードで支払う必要がない。

付帯する海外旅行傷害保険に含まれる保険や金額、補償内容は以下の通りになる。

保険の種類 保険金額 補償内容
死亡・後遺傷害 2,000万円 旅行中の事故による怪我で、事故日から180日以内の死亡・後遺障害
傷害治療 1事故につき100万円 旅行中の事故による怪我で医師の治療を受けた場合、事故日から180日以内の治療費を補償。
疾病治療 1回の病気につき100万円 旅行中の発病・病気の原因が発生し、旅行期間中または終了後3日以内に医師による治療を受けた場合、治療開始日から180日以内の費用を補償。
携行品損害 1旅行中20万円、保険期間中100万円 旅行中の携帯品の盗難・事故による破損を補償。(1回の事故につき自己負担3,000円)
賠償責任 2,000万円 旅行中に他人を怪我させたり、他人の所有物を破損し、損害賠償を請求された場合。
救援者費用等 100万円 旅行中の救援者費用等を補償
  1. 事故による怪我で180日以内に死亡
  2. 病気による死亡
  3. 病気で医師の治療を受け、旅行後30日以内の死亡
  4. 搭乗している飛行機・船舶の行方不明・遭難
  5. 事故で生死が確認できない・緊急の捜索や救援活動が必要な場合

海外旅行傷害保険の補償対象になる旅行の期間は3カ月。海外旅行の目的で国内の自宅を出発してから帰るまでの間、出国日の前日午前0時から帰国日の翌日午後12まで保険が適用される。また、海外旅行傷害保険は家族会員にも自動付帯する。

このように、JCB EITの会員になることでタダで海外旅行傷害保険に加入できるのだ。メインカードとしてはもちろん、他のカードをメインカードとして利用している場合でも、サブカードとして持つ価値が十分ある。

1.0%の高ポイント還元

JCB EITには、JCBのポイントプログラム「Oki Dokiポイント」が2倍になる特典が付いている。通常は1,000円につき通常ポイント1ポイント付与されるので還元率は0.5%だが、JCB EITは通常ポイント1ポイントに加えボーナスポイント1ポイントが付与されるので還元率が1.0%になる。

ポイントが最高20%アップする「JCB STAR MEMBERS」

JCBでは年間のカード利用金額に応じてOki Dokiポイントの付与率が変化するステージ制プログラム「JCB STAR MEMBERS」を設けている。年間利用金額次第で翌年度のポイント付与率が最大20%もアップする。

「JCB STAR MEMBERS」の集計期間は12月16日から翌年度の12月15日まで。この期間のカード利用金額が100万円以上で20%アップ、50万円以上で10%アップする。

利用金額 メンバーランク ポイント付与率
100万円 スターα 20%アップ
50万円 スターβ 10%アップ

メンバーランクがスターαの場合、1,000円利用すると通常ポイント1ポイント、ボーナスポイント1ポイント、優遇ポイント0.2ポイントの合計2.2ポイントを獲得できる。

  • 通常ポイント

    1ポイント
  • ボーナスポイント

    1ポイント
  • 優遇ポイント

    0.2ポイント
  • =
  • 合計

    2.2ポイント

最大20倍のポイントがもらえる「Oki Doki ランド」

JCBカードの会員は専用のポイントモール「Oki Doki ランド」を利用できる。「Oki Doki ランド」を経由してショッピングを利用すると、最大でポイントが20倍になる。

楽天市場やAmazon.co.jp、Yahoo!ショッピングなどで買い物する場合、「Oki Doki ランド」を経由するとポイントが2倍になる。JCB EITのポイント2倍分を合算すると3倍のポイントが付与されるので、ポイント還元率は1.5%になる。

  • Oki Dokiポイント

    0.5%
  • JCB EIT2倍

    0.5%
  • Oki Doki ランド

    0.5%
  • =
  • 合計

    1.5%

楽天市場でショッピングした場合、ポイント還元率は1.5%になるので、還元率が2.0%の「楽天カード」を利用したほうがお得になる。ただし、「Oki Doki ランド」には、楽天市場の「高ポイントショップ」のカテゴリーがある。高ポイントショップでは期間限定でポイントがアップし、最大で20倍のポイントを付与するショップもある。20倍ポイントのショップを利用すると、還元率が10.5%までアップするのだ。

楽天市場の20倍ポイントショップのポイント還元率

  • Oki Dokiポイント

    0.5%
  • JCB EIT2倍

    0.5%
  • 高ポイントショップ

    9.5%
  • =
  • 合計

    10.5%

楽天市場の「高ポイントショップ」のカテゴリーでは、商品カテゴリーや倍率でショップを絞り込み検索できるので、購入前にチェックすることで効率よくポイントを貯めることができる。

JAL、ANA、スカイマイルの3つマイレージへの交換が可能

JCBカードは、JALと、ANA、デルタ航空と提携しており、貯めたポイントは、JALマイレージバンク、ANAマイレージクラブ、デルタ航空のスカイマイルと交換できる。交換レートは1マイル=3マイル。JCB EITはポイント2倍なので、1,000円で2ポイント=6マイル獲得できる。通常、1社との提携が多い中、JCBは3社と提携しているのでマイル交換の選択しが増えるのは大きなメリットになる。

年間100万円のショッピング保険が付帯

JCB EITには、海外旅行傷害保険に加えて、ショッピングガード保険も付帯する。カードで購入した品が購入日から90日以内に偶発的な事故で破損などの損害を被った場合、年間100万円まで補償する。1回の事故につき海外で10,000円、国内で3,000円の自己負担が必要になる。

初回手数料無料のリボ払い専用カード

JCB EITは、リボ払い専用カードなので高額な手数料が発生する。ただし、支払いコースを全額コースに設定することで手数料を回避することが可能だ。リボ払いでも初回手数料が無料になるので、会員専用Webサイト「MyJCB」から全額コースを設定すると締め日に利用残高全額が請求されるので手数料が発生しない。このように、全額コースを選択することで1回払いと同じように手数料無料で利用することができるのだ。

JCB EITのデメリット

リボ払い専用カードなので手数料が発生する場合がある

上記で説明したようにリボ払い専用カードなので、全額コースを除くコース(定額コース・残高スライドコース)を選択すると金利・手数料が発生する。手数料が発生しない「全額コース」のほかに、毎月の支払額を会員自身が設定する定額返済方式の「定額コース」、利用残高に応じて毎月の支払額が変動する残高スライド返済方式を採用した「残高スライドコース」の2種類の支払いコースが用意されている。

国内旅行傷害保険が付帯していない

旅行傷害保険は海外のみで国内には対応していない。国内旅行傷害保険が必要な方は、300万円の国内旅行傷害保険が自動付帯(利用付帯は1,700万円)し、「マイ・ペイすリボ」の登録と年1回の利用で年会費が無料になる「三井住友VISAクラシックカードA」をサブカードとして持つとよいだろう。

JCB EITの審査

JCB EITの入会資格は以下の通りになる。

18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。

「安定継続収入」の記載があるので、アルバイトや正社員でも勤続年数が少ないと審査に通らない可能性がある。配偶者が正社員で勤続年数も長ければ専業主婦の方でも審査に通るだろう。また、高校生を除く学生の方も申し込むことができる。

JCB EITにおすすめのサブカード

三井住友VISAクラシックカード
国内旅行傷害保険が自動付帯。
「マイ・ペイすリボ」の登録と年1回の利用で年会費が無料
ANA VISA Suicaカード